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予習シリーズ算数小5(上)第1回『倍数と約数』

1.倍数と約数

例題の解法のポイント

【必修例題1】
(1)2けたの整数について、Aの倍数は何個?
99÷Aの商を求める
※1けたの整数の個数を引くこと!

(2)Bの約数をすべて答えなさい
Bを2つの整数の積で表す

【必修例題2】
 〇をわっても、△をわってもわり切れる整数aをすべて求めなさい
⇒〇÷a=整数、△÷a=整数
〇と△の公約数を求める

ポイント 公約数は最大公約数の約数

【必修例題3】
(1)〇でわっても、△でわってもわり切れる整数b
⇒b÷〇=整数、b÷△=整数
〇と△の公倍数を求める。 
例題2の「~をわっても」と例題3の「~でわっても」の違いに注意すること!

ポイント 公倍数は最小公倍数の倍数

(2)1000に最も近い数はいくつですか?
1000より小さい数だけではなく、1000より大きい数も調べる。つまり、1000の前後を調べる

2.わり算のあまりと等差数列

【必修例題4】
(1)等差数列 3、10、17、24、31、38……
⇒はじめの数が3で公差が7の等差数列は7で割ると3余る数が並んでいる。
『7の倍数+3』と表せる
(2)120に最も近い数
⇒『7の倍数+3』と表せる数について120の前後を調べる。


【必修例題5】
(1)4でわるとわり切れ、6でわると2あまる数を小さい順に3つ書きなさい。
4でわるとわり切れる数と6でわると2あまる数をそれぞれ小さい方から書き出し、共通する数を見つける。それ以降は4と6の最小公倍数である12ごとに現れる
(2)3けたの数のうち、最も大きい数はいくつ?
⇒『12の倍数+8』と表せる数について999の前後を調べる。

【必修例題6】
6でわると1あまり、8でわると3あまる2けたの数について
6でわると1あまる数=「6の倍数-5」、8でわると3あまる数=「8の倍数-5」で6と8の最小公倍数は24だから、2つに共通する数は「24の倍数-5」と表せる

3.周期の問題への応用

【応用例題1】
3と4の最小公倍数の12分を1つの周期として考える。線分図を丁寧に書いて、調べ上げる



『予習シリーズ5年(上)』の第1回『倍数と約数』の【基本問題】【練習問題】の手書き解説PDFファイルはこちら

『応用演習問題集』の第1回『倍数と約数』の【応用問題A】【応用問題B】の手書き解説PDFファイルはこちら

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