片倉学の真のエリートに導くための受験勉強法・算数勉強法・数学勉強法

予習シリーズ算数小6(上)第2回『数と規則性(1)』

【必修例題1】『植木算』

(1)【植木算(テープとのりしろ)】
⇒テープ5本分の長さからのりしろ4か所分の長さを引く。

(別解)『等差数列』の考え方を使って解く。テープの長さが12cmでのりしろの長さが3cmだから、2枚目以降は(12-3=9)9cmずつ長くなっていく。

(2)【植木算】
この植木算は『面積図』を使って解く

(3)【植木算(棒を切り分ける)】
切る回数=切り分けてできる棒の数-1
 休む回数=切る回数-1


(別解)「切る+休む」を1つのセットとして考える。このセットが何個分あるかを考える。ただし、最後の休みは考えなくて良いのでその分の時間を引く

【必修例題2】『周期算①』

(1)【周期算】
⇒{4、1、2、6}を1つの周期として考える

(2)【周期算(分数を小数に直す)】
26/55を小数に直したときの小数第100位の数字を求めるためには、まず26÷55を計算する
 26÷55=0.47272……

小数第1位の数字が4で、小数第2位以下は{7、2}の2個の数字のくり返しだから、小数第100位の数字は
(100-1)÷2=49…1
よって、答えは7だと分かる。

【必修例題3】『周期算②』

【周期算(階段を上る】
Aさんは1段ずつとばして上り、Bさんは2段ずつとばして上るから、Aさんが踏む段は下から2、4、6…(2の倍数)段目で、Bさんが踏む段は下から3、6、9…(3の倍数)段目。2と3の最小公倍数の6段目までの表を書いて調べる


【必修例題4】『曜日』

(1)【曜日】
⇒まず、3月16日から5月5日までの『日数』を求める
(3月)31-16+1=16日間
(4月)30日間
(5月)5日間
だから、16+30+5=51日間

次に『日数』を7で割ったときの余りを考える
51÷7=7…2

この問題は5月5日(金)から3月16日に遡っていく問題なので周期は{金、木、水、火、月、日、土}となる。よって、余りが2ということは木曜日となる。

(2)【曜日】
1+8+15+22+29=75だから、同じ曜日の日付の合計が75以上だったら、5回ある曜日、74以下だったら、4回ある曜日だと分かる。この問題は木曜日の日付の合計が80なので、5回ある曜日だと分かる。
80-70=10
10÷5=2
よって、第1木曜日が2日だと分かるので、8/2(木)8/3(金)8/4(土)8/5(日)より第1日曜日は8月5日となる。

(3)【曜日】
1月1日の曜日は、
「平年」から次の年になると『曜日が1つ先に進む』
「うるう年」から次の年になると『曜日が2つ先に進む』

※〇月□日から次の年の〇月□日の間に2月29日があれば、曜日が2つ先に進む!

『うるう年』とは西暦年数が4でわり切れる年から100でわり切れるが400ではわり切れない年を除いた年。うるう年の2月は29日まである。

※例えば、1900年や2100年は100でわり切れるが400ではわり切れないので、うるう年ではありません。2000年は100でも400でもわり切れるのでうるう年です

【必修例題5】『数の範囲』

(1)【整数の四捨五入】
百の位までの概数にする=十の位を四捨五入する。十の位を四捨五入して1200になる整数は1150以上1249以下、十の位を四捨五入して2500になる整数は2450以上2549以下なので、もとの数の差が最も小さくなるのは2450-1249=1201

(2)【小数の四捨五入】
小数第1位を四捨五入して9になる数は8.5以上9.5未満(9.4以下としないように注意!)
よって、ある整数の範囲は8.5×14=119以上、9.5×14=133未満なので、ある整数は119~132である。あとは等差数列の和になる。

(2)【分数の範囲】
3/31より大きく13/51より小さい、分子が1の分数を求めるときは、分子を(無理やりに)1にそろえる。
31÷3=10.3…
51÷13=3.9…より
1/10.3<1/□<1/3.9だから、□は4以上10以下の整数と分かる。

【必修例題6】『n進法』

(1)【n進法(4進数)】
4種類の数字{0、1、2、3}を使うから『4進数』(n進数ではn種類の数字を使う)
ものの個数や順番を数える時は『10進数』を使うから、「312は何番目ですか」というのは「4進数の312を10進数に直す」ということ
。同様に「100番目の数はいくつですか」というのは「10進数の100を4進数に直す」ということ。
※10進数を4進数に直す計算方法は手書き解説を参照して下さい。

(2)【n進法(3進数)】
〇が3個集まると1つ上の位に進んでいるので3進法。
※1つの列に〇を2つまでしか入れられない⇒使える数字が{0、1、2}の3種類だから3進法と考えても良い。


『n進法』とはn個集まると1つ上の位に進む位取りの仕組み
『n進数』とはn進法で表される数



第2回『数と規則性(1)』の【基本のチェック】の手書き解説PDFファイルはこちら

『予習シリーズ6年(上)』の第2回『数と規則性(1)』の【基本問題】【練習問題】の手書き解説PDFファイルはこちら


『応用力完成問題集』の第2回『数と規則性(1)』の【LEVELⅠ】【LEVELⅡ】【LEVELⅢ】の手書き解説PDFファイルはこちら

予習シリーズ算数6年上解説『目次』へ戻る

片倉学の真のエリートに導くための受験勉強法・算数勉強法・数学勉強法のトップページへ戻る

予習シリーズ算数6年(上)第2回『数と規則性(1)』のポイントを詳しく解説しています。また【基本問題】【練習問題】の手書き解説のPDFファイルや解説YouTube動画もあります。ご家庭で算数を教える際の指導案、塾で教える際の教え方・板書案や家庭学習、YT・組分けテスト対策等にご活用ください。
片倉学の真のエリートに導くための受験勉強法・算数勉強法・数学勉強法
当サイト内の内容・画像の無断転載・転用については固くお断りします。発見した場合は、法的な措置を取らせていただきます。ご了承ください。Copyright(C)2021 片倉学の真のエリートに導くための受験勉強法・算数勉強法・数学勉強法 All right reserved. Since 2/17 2021
 メニュー
予習シリーズ算数4年上解説
予習シリーズ算数4年下解説
予習シリーズ算数5年上解説
予習シリーズ算数5年下解説
予習シリーズ算数6年上解説
予習シリーズ算数6年下解説