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予習シリーズ算数小5(上)第2回『平均に関する問題』

1.平均とのべ

例題の解法のポイント

ポイント 平均=合計÷個数
     合計=平均×個数


【必修例題1】

(1)ルーク君登場!!4教科の得点が分かっている。
平均点=4教科の合計点÷4

(2)4教科の平均点がわかっている。
4教科の合計点=4教科の平均点×4。そこから3教科の合計点を引いて、残りの1科目の得点を求める。

【必修例題2】
5人の身長の平均と3人の身長の平均がわかっている。残りの2人の身長の差が分かっている。
『表』を書いて情報を整理する5人の身長の合計=5人の身長の平均×5、3人の身長の合計=3人の身長の平均×3。そこから、残りの2人の身長の合計(『和』)を求める。そして、残りの2人の身長の『差』も分かっているから『和差算』で解く

【必修例題3】
A、B、C、D4人の平均点とDを除いた3人の平均点が分かっている。また、BとDの2人の平均点が分かっている。AとBの得点の差が分かっている。
⇒考え方は【必修例題2】と同じ。とにかく大事なことは『表』を書いて情報を整理し、平均と個数から合計を出すこと

【必修例題4】
クラスの合計点=クラスの平均点×クラスの人数。あとは9点を取った生徒の人数と合計点、7点を取った生徒の人数と合計点の合計が分かっているから、『つるかめ算』で解く

【応用例題1】
A、B、C3人の身長の平均、AとC2人の身長の平均とBの身長の差、AとCの身長の差が分かっている。
『線分図』を書いて情報を整理する。線分図の書き方は『手書き解説』と『解説動画』を参照して下さい。

2.平均とのべ・面積図

ポイント 平均算の面積図⇒たて=『平均』 横=『個数』 面積=『合計』


【必修例題5】

今までにテストが何回かあり、その平均点が84点。次のテストで100点を取ると、全体の平均点が86点になる。テストは今までに何回ありましたか?
『面積図』を書いて解く。ポイントは『でっぱり=へこみ』。面積図の書き方は『手書き解説』と『解説動画』を参照して下さい。

【必修例題6】
600人が受験して合格者が180人。受験者全体の平均点は182点。合格者と不合格者の平均点の差が70点。このとき、合格者の平均点は何点でしたか?
『面積図』を書いて解く。この問題の場合、『でっぱり』も『へこみ』の面積も求められないので工夫する。面積図の書き方は『手書き解説』と『解説動画』を参照して下さい。


『予習シリーズ5年(上)』の第2回『平均に関する問題』の【基本問題】【練習問題】の手書き解説PDFファイルはこちら

『応用演習問題集』の第2回『平均に関する問題』の【応用問題A】【応用問題B】の手書き解説PDFファイルはこちら

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